2枚組アルバム「Mika Type い」

小林未郁「Mika Type い」
これまでピアノ弾き語りで発表したオリジナル楽曲集「タマシイノハナシ」、ボーカリストとして数々の作品に参加したボーカルサウンドトラック集「ウタウワタシ」、2つの顔をまとめたコンピレーションアルバムの第一弾が完成致しました。

今回オリジナル曲は全て新録し、一つの物語のような流れを再構築、てボーカリストとして数々の作品に参加したボーカルサウンドトラック集「ウタウワタシ」、2つの顔をまとめたコンピレーションアルバムの第一弾が完成致しました。

サウンドトラックでは4曲のセルフカバーを披露、自身のピアノとボーカルを再レコーディングし、小林未郁らしさをほんの少し加えております。

【収録楽曲】

【タマシイノハナシ】
1. ブランコ
2. 侍
3. カタマリ
4. 毒
5. かくれんぼ
6. 萼
7. 地図のない街
8. 透明な青
9. 手毬唄
10. 女の幽霊
11. 糸蘭-タガイニワスレナイ-
12. せむし男の恋
13. 桜の園
14. 魂
15. ゆびきり
【ウタウワタシ】
1. ətˈæk 0N tάɪtn (Mika Type Version)
2. βios (Mika Type Version)
3. Me & Creed (Mika Type Version)
4. EGO
5. Grey to Blue
6. So nah, so fern (Mika Type Version)
7. Song of ..
8. REMIND YOU
9. CR€SC∃NT
10. Illusion

発売日:2016.06.22
価格(税込): ¥3,500
品番:POCS-1440/1

ユニバーサルミュージック、オフィシャルホームページ
http://www.universal-music.co.jp/kobayashi-mika/

 

「Mika Type い」発売記念ワンマンライブ決定!

小林未郁自主レーベル「miccabose」主催、「Mika Type い」発売記念ワンマンライブを吉祥寺Star Pine’s Cafeで開催することが決定致しました。
新しいアルバムを引っさげ、ここからワールドツアーが始まります。
東京を初日として夏から秋にかけて更なる毒を振り撒きつつアメリカ~ヨーロッパを回ります。
そんな旅の始まりのワンマンライブは是非、仮病を使ってでも地を這ってでもお越しくださいませ。

※終演いたしました。
「タマシイノハナシ、ウタウワタシ」
日程:7/9(土)
場所:吉祥寺Star Pine’s Cafe
時間:開場18:00 / 開演19:00
チケット:前売り3800円+1dr/当日4000円+1dr
出演:小林未郁

★4/16(土)よりチケット販売、ご予約開始
(小林未郁ライブ物販、SPC店頭販売、メールにて受付)
ご予約アドレス info@miccabose.com
SPC http://www.mandala.gr.jp/spc.html

 

130%達成!支援者様ご招待試写会開催決定!

お陰様でクラウドファンディング、130%達成致しましたっっ!
予告通り、支援者様ご招待試写会を開催したいと思います。

※終了しました
【7/30(土) 下北沢SEED SHIP 開催決定!】
第一幕:MVプロトタイプ試写会(死者会!?)& トークライブ & ミニライブ
*支援者の皆様に、当日の詳細とご招待メールをお届け致します。(近日中)
*当日来られない方にはストリーミング配信にてご覧頂けるように致します。
*上映会後は全員に当日の模様を編集した動画データ(URL)のご提供。

第二幕の完成試写会は8月下旬を予定しております。
引き続きよろしくお願いいたします。
https://www.muevo.jp/campaigns/902

 

「せむし男の恋」MV・クラウドファンディング

0422_mika音楽専門クラウドファンディングMUEVO連動企画として、個人では初挑戦となる「せむし男の恋」MV制作を目指すクラウドファンディングを行うこととなりました。
ワタクシの過去を切り売りして新しい作品を生み出して行きます故、皆様この機会にワタクシが今何故こうなったかの一部に是非触れて頂き、そしてこれからの小林未郁に期待してくださいまし。うふふふふ。

「せむし男の恋」MV・クラウドファンディング詳細
https://www.muevo.jp/campaigns/902

監督:永芳健太
撮影:Rickey篠田
出演:小林未郁/剱伎衆かむゐ(島口哲朗、佐藤有、阿知和和伸、市川茂樹 他)/奥野亮子

演出、振り付け:島口哲朗(剱伎衆かむゐ)
指導、補佐:松村裕美(剱伎衆かむゐ)
監修:小林未郁

スチール:石澤知絵子
ヘアメイク(小林未郁、奥野亮子):澤田史
*関係者、スタッフの皆様、まだまだ増える予定です*

ヨーロッパでも大人気!ドリーミーな世界へ誘う魅惑のSSW【小林未郁】
http://music-media.muevo.jp/?p=4580&shareadraft=baba4580_570dc93b49f66

 

Mika Type い」セルフライナーノーツ

収録楽曲にまつわるお話を書き進めてみたいと思います。

【タマシイノハナシ】

1、ブランコ
弾き語りをする前に作った曲なので、自身のアレンジを持っておりません。
それもあり前回の作り込みワンマンの時にアカペラで歌ってみましたところ、物語を読み聞かせているような気分になり、
今回もその雰囲気を盛り込みたくてアカペラにしました。
色々な事情で1回しか歌えませんでしたが、その分臨場感は出たかもしれません。
歌っている時はいつも「星の王子様」を彷彿とさせる絵が頭の中に浮かんでおります。
’君’を助けたいのにいつも上手に出来ない。不甲斐ない自分に向けた歌です。

2、侍
剱伎衆かむゐとのコラボレーションを何年も続ける中、サムライをテーマにした曲を書きたいと思いました。
歌詞は日本人からしたらかなりベタな侍の姿だと思うのですが、海外に向ける為に分かりやすいワードを入れてみました。
斬ることで人と向き合い、斬ることで通じ合い、それを無限に続けてゆく哀しみ。
かむゐとの海外でのショーの中でピアノの前で待っている時間があるのですが、それを感じる演目があります。
斬って斬って斬って、最後に侍が手を合わせるシーンでいつも心がぎゅううううとなります。
自分なりにですが楽曲として生むことが出来て本望です。
レコーディングでは一番最初に歌いました。そのまま次の曲「カタマリ」を続けて歌いました。

3、カタマリ
元々は「白と黒」をテーマしたイベントがあり、その時に作りましたが、歌うごとに浸透度を増していきます。
笑いというのは本当と嘘が見分けにくいという思いがいつもあり、泣くという行為の方が私にとっては本当が伝わりやすいです。人の「本当」が見たいといつも思います。それが例え受け入れ難い感情だったとしても。
ここ数年はかむゐとのコラボレーションで、侍が手を合わせた後に歌います。それによりまた新たな解釈と感情が生まれて来ています。曲というのは育つもの、育ててゆくものだと思いました。
レコーディングでは「侍」から続けて歌いました。1回で終わりました。

4、毒
名刺代わりの代表曲です。代表曲として作ったのはなく、これはもうファンの皆様が代表曲にしてくださいました。
自分ではびっくりする程に反応があり、あぁこれが私なのだな、と。笑
言葉の通じない海外ですら、最後の「いえい」の後はクスクスと会場から聞こえます。何かが伝わっているのかしら。
この曲が生まれた2007年からほぼ毎回のライブで歌っています。何百回と歌ったことになりますが、全く飽きません。
これは、私自身なのだと思います。

5、かくれんぼ
色々な旅をして帰って来た楽曲です。やっぱり。ひとりぼっちの方が似合うんじゃないかな。
歌詞もメロディも気に入っております。街を舞台にしてどこぞの女の家を隠れ家にしている男を主人公が探しに行く物語。何かに引っ掛けリンクさせた形での歌詞作りはとても好きですし、思いついた時にはルンルンで書いてしまいます。笑
レコーディングではパーカッションを迎え少しドキドキしておりましたが、インプロも得意そうな方でしたので、ストリートで出会ってセッションしてバイバイした雰囲気にしてみました。

6、萼
思えばもう4年前に書いた曲なのですね。ライブハウスの企画から生まれました。
毎年桜の季節に萼(がく)を見ると血が滲んでいるように思えて。私が埋められたとしたら…と思って書きました。
イメージが先に出来上がっていたので、一気に完成させたタイプの曲です。
最初のピアノの伴奏部分がリズム取れない、とミュージシャン仲間にさえ言われてしまうのですが、実は意外と簡単なのです。惑わせちゃった。うふふふふふ。
「沈黙」という楽曲と連作なのですが、今回は全体のバランスにより収録しませんでした。もし5~6曲の連作に出来たらひとまとめにしてコンセプトアルバムを作ってみたいです。

7、地図のない街
こちらもライブハウスの企画から生まれた曲です。
適当にピアノを弾いていたら前奏部分が出て来て、砂がサラサラと流れていく感じだなと思い砂漠の歌にしました。1曲目の「ブランコ」もそうですが、砂が好きなのかもしれません。
砂漠はまだ体験したことがありませんので、想像のみです。体験したらまた変化するのかもしれません。
それにしても人は嘘をつきますよね。私ももちろん嘘をついてしまう時があります。他人を守る為に嘘をついたとしても、自分自身には嘘はつきたくないですね。それが例え受け入れ難い感情だったとしても。(あれ、デジャブ。)
楽曲の中に「ウソ」を隠してみました。見つけてくださいね。

8、透明な青
収録するのが3回目になってしまいました。弾き語りで再録しようかと思いましたが、全体の楽曲が多いのと海に漂い水面が波打つ感じをここで出したかったので「糸車」に収録されたコーラスバージョンにしました。
全て私の歌声のみで成り立っております。
こちらは国内外問わず人気な曲で大変嬉しいです。海の底というのは本当に恐ろしく孤独な場所だと思います。
前世で何かあったのかというくらい海の底が恐怖で堪りません。それを感じさせる水族館も苦手だし、スキューバダイビングなんて一生出来ないと思います。
しかし恐ろしい場所というのは何とも魅力的なのです。つい触れてみたくなるのです。なのでしばしば題材として出て来てしまいます。気持ちよさそうに歌ってはおりますけれどもね。笑

9、手毬唄
主宰する「懐石シリーズ」の中で生まれたインスト楽曲です。
私自身が生粋の日本人のせいなのか、いわゆる和メロというものがすんなり出て来る気がします。コラボレーションをしながらさらりと出て来た、なんとも安産な曲です。
収録するのは初めてなのですがピアノ以外にも音を重ねたかったので、以前から多用しているアコーディオンと小さい木琴、そしてスタジオに置いてあった古いオルガンを即興で入れてみました。
異世界に迷い込んだような雰囲気になっていたら嬉しいです。

10、女の幽霊
この曲もライブハウスの企画から生まれました。そのライブハウスでのコンピレーションに一度収録をしましたが、
今回は絶妙に別バージョンで録り直してみました。「手毬唄」からも繋げたかったので古いオルガンをこちらにも入れてみました。
幽霊になってでも愛する人を待ち続けるという女目線で作りましたが、男が女の幽霊を待っているという解釈も出来るかもしれません。皆様はどちらの情景が出て来ましたか?
曲を書いた当時はすごく体調を崩していてベッドの中でぼんやりしながら書いたので、もしかしたらどこかの女の幽霊が私にこの曲を書かせたのかもしれません。
なんてね。

11、糸蘭-タガイニワスレナイ-
こちらも主宰する「懐石シリーズ」にてコラボレーションをイメージしながら作りました。初セルフプロデュースアルバム「糸車」に収録し海外の教会で歌ったこともあります。「殺してください」という歌詞を教会で歌うという異質さに少しだけワクワクしました。うふふ。
コラボレーションの時はとても強い侍が戦い疲れてボロボロになったところを、得体の知れない少女が翻弄し糸でグルグル巻きにするという演出です。思えばその前の懐石シリーズでも和紙で自分を巻いてもらったり、「糸車」レコ発イベントでも赤い糸でグルグル巻きにしてもらったり、私はどうやらグルグル巻きが好きみたいです。笑
物凄く人気がある曲かと言われればあまりその声は聞かないのですが、私としては特に思い入れの深い曲です。

12、せむし男の恋
国内外で特に人気の高い曲になりました。作ったのは2006年、思えばずっと歌い続けているのですね。
自分によっぽどの自信がある人以外は何かしらのコンプレックスを抱えて生きているものだと思います。それは内面も含めて自分でも嫌悪するような醜い部分。
そこに卑屈になるのではなく、そういうところがあるから自分は受け入れてもらえないかもしれないけれど、好きになった人にはせめて幸せになって欲しい、という「純な愛情とはなんぞや」と考え曲を書きました。
楽曲にする時は分かりやすいアイコンとして、世の中では醜いとされているせむし男に登場してもらいました。自粛用語らしいですけどね。そもそも差別用語だとか出来てしまっている時点でそこが一番人間の醜い部分だと思いますけれど。
話が逸れそうなので、この辺で。笑

13、桜の園
約7年前の国際芸術祭に出演した時にテーマ「劇作家チェーホフ」に沿って書いた曲です。作品を読んだことがなかったので「桜の園」を読み、インスパイアされて書きました。
ほぼインストになったのはコンテンポラリーと殺陣とのコラボレーション作品だった為、パフォーマンスの時間を確保しようと思ったらこうなりました。
切り倒される桜、崩壊していく家、そしてそこに留まる老僕。もはやラストシーンしか描いていないのですが、笑
散りゆく桜の情景を表現出来たのではないかと思います。
その後、海外でも必ず加えている作品ですが、解釈の幅としては私の楽曲の中で一番広いと思っております。

14、魂
「侍」と呼応するインスト作品です。前回のCDに収録した時はアルバムのまとまりとして短いバージョンにしましたが、
海外でのかむゐさんとのコラボレーションにより「師匠と弟子」の中での重要なBGMとなった為、今回はその尺に合わせて長いバージョンを弾いております。
長さを変えやすいのがインストの良いところかなと思います。

15、ゆびきり
2008年に書き、CDに収録するのは2回目です。今回はパーカッションとウッドベースが少しだけ入り、前回ともまた違う方向性になったかと思います。
この曲を書いたきっかけは忘れもしない、自殺に関するドキュメントを観た時です。目の前に自殺しようとする人がいたら、どう止めるのが的確なのか。あなたの親やあなたの友人が悲しむから、ではなく、「わたしが、悲しい」という感情をちゃんと伝えろ、と。それは自殺を止めることに限らず大切なことだと感じました。
‘わたし’ が ’あなた’に対峙する、ということ。向き合うこと、伝えること、受け入れること、そしてその上で傷つく覚悟も持つこと。
この曲を書いてからそれがずっと私の楽曲作りや人付き合いのテーマになっています。

因みに…結婚式で歌ってくれと良く言われます。曲を書いたきっかけはその場では絶対に言えません。笑

【ウタウワタシ】

1. ətˈæk 0N tάɪtn (Mika Type Version)
アニメ「進撃の巨人」挿入歌です。ボーカリスト’小林未郁’として確固たるものが生まれた、と確信した楽曲だと思っております。
原曲はほぼインストで、進撃の巨人展バージョンは全体にボーカルが入っているのですが、
今回は「Mika Type い」バージョンとしてセルフカバーをしました。
巨人展バージョンを元にライブ時に歌っているフェイク部分も加え、いわゆる歌モノとしてレコーディングしました。ピアノも弾きました!!特に後半の盛り上がりはベートーベンぽくて弾いてて気持ちよかったです。
戦いたくないのに戦わなければいけない憤り、その上で戦うことを覚悟した強さ、のようなものを感じながら歌っております。

2. βios (Mika Type Version)
アニメ「ギルティクラウン」挿入歌です。民俗調の歌い方に初挑戦した楽曲であり、ボーカリストとしての幅が広がるきっかけになった楽曲だと思っております。
自分への浸透率がかなり高くキーも丁度良いので、いつも安定した気持ちで歌えています。
こちらも「Mika Type い」バージョンとしてセルフカバーをしました。ピアノも無理なく自然に弾けました。
前半のラップ調のようなところはライブでいつも歌っています。この流れで収録するのは思えば初めてですね。
私らしさという意味では前半が祭りっぽくなってます。やはり和風なのですね。笑

3、Me&Creed
アニメ「青のエクソシスト」挿入歌です。澤野さんとのお仕事としては初期の頃で、一緒にライブ出演が出来たのもこの楽曲が始まりでした。ハンドマイクでの歌唱に戻ったばかりだったので、ライブパフォーマンスがまだぎこちなかったのを覚えております…。
そしてこちらも「Mika Type い」バージョンでセルフカバーです。原曲はかなりロック色が強いですが、カバーは広がりのある雰囲気になっております。正に空を飛ぶ気持ちで。
気持ちよさそうに歌ってはおりますが、サビはかなり高いキーなので、私はとても苦しいです。笑
空を飛ぶのも楽じゃないのね。

4、EGO
アニメ「ガンダムUC」挿入歌です。こちらも澤野さんとのお仕事では初期の頃の楽曲なのですが、私の声の一番高いところと一番低いところに挑戦した曲のようで、これ以上レンジの広い楽曲は今後生まれないかと!
レコーディング時は色々な手法で歌えるのですが、ライブとなると1曲丸々つるっと歌わなければいけないのでとても大変です。しかしそのお陰で声の幅も広がり、ライブで何を歌うことになっても怖くなくなりました。
レンジの広さに加えて実はリズムの取り方もかなり難しい曲です。鍛える用にも最適です。
こちらは原曲そのまま収録の許可を頂きました。関係者の皆様、懐が深い…ありがとうございます。

5、Grey to Blue
NHK連続テレビ小説「まれ」挿入歌です。
澤野さんの楽曲を担当する時にたまーーに任される壮大なバラード曲です。バラードは歌っていて気持ち良い部分もありますが、壮大になればなる程1曲としての全体の緩急や表現が非常に難しく、1秒足りとも気が抜けません。
しかしそこがまた表現者としては挑戦していて面白いところでもあります。
この楽曲はサビで演奏は盛り上がっているのにメロディは低いところを歌うので、自分の声の低音と力強さが試されます…試されてばかりです…。とは言えピアノベースなのですんなり入れました。
こちらも原曲そのままの許可を頂きました。NHK関係者の皆様、本当にありがとうございます。

6、So nah, so fern(Mika Type Version)
ゲーム、ゼノブレイドクロスの挿入歌です。
この雰囲気とテンポ感は得意分野だと思っております。バラード過ぎずミドルテンポでリズムも入り、且つ女っぽい雰囲気。メロディは相変わらず難しいですけどね。笑
実は訳詞を頂いていないので、何を歌っているか知りません。知ったらまた解釈や歌い方が変わるのかもしれませんが、人の楽曲を歌う際は音を聞いてもらえたものをそのまま歌に反映させておりますので、自分としては問題はありませんでした。(この曲のファンの方に怒られてしまいそうですが、、、)
こちらはカバーバージョン、前奏のお経っぽいとこ、すんごく気に入っております。むふ。

7、Song of..
「Gray to Blue」と同じくNHK連続テレビ小説「まれ」挿入歌です。
これまで私が担当した楽曲の中で最も明るい曲だと思います。珍しく笑顔で歌っております。笑
自分にとっては全体的に少しキーが低いのですが、楽曲は突き抜けてゆくような広がりを持っているので、声が思ったように張れない中で突き抜け感を表現するのがとても難しかったです。何曲歌っても必ずハードルがありますね…。
こちらも原曲そのままお借りしました。3人のボーカルとコーラスも多く入っておりますが、ライブでは1人で歌唱しております。なのでライブでどう聞こえているのかドキドキでございます。

8、REMIND YOU
「EGO」に続きアニメ「ガンダムUC」挿入歌です。
こちらも澤野さんとのお仕事の中では初期の頃の楽曲で、初めて任された壮大なバラードです。1秒足りとも気が抜けない曲でございます。笑
ラストに連れてどんどん盛り上がって行き、最終的には一番高い音で力強く歌うので本当に体力が必要です。喉が持つかどうかいつも心配です。数年前ですが渋谷で行われた最速上映回の時、昼公演は歌うことで必死でしたが夜公演は上映を少し拝見してから本番に臨みました。その時に驚くほど楽曲の世界観と共鳴出来たのを覚えております。
その後もリーディングコンサートがありましたが、声優さんの語りの後に歌った時の感覚もやはりリンクの深さを感じました。例え他人が作った楽曲でも、自分が歌うに於いては物語や心情から繋がるものがある、と実感した大切な曲です。

9. CR€SC∃NT
アニメ「戦国BASARA弐」挿入歌です。こちらもまた初期の頃にお願いされた楽曲で、初めてのデュエットです。
実はお相手の方とはお会いしておりません。もろもろの事情がありライブでも歌うことはないかなと思われます。シンガーソングライターではなくボーカリストとしては数年ぶりに歌ったロックな曲でしたので、何か昔の自分を思い出したり声の出し方も懐かしく思った記憶があります。
個人的にとても好きな楽曲なので、今回収録が出来て嬉しく思っております!1人で歌うバージョンも考えてみましたが、2人で歌ってこその絡み方だと思うので、聞いて楽しむに留めたいと思ってます。

10、Illusion
この曲は絶対に入れたかったのです。そして絶対に最後に入れたかったのです。
澤野さんと初めてお仕事をした曲であり、私にとってはボーカリストとして戻って来れた曲です。
私は元々ボーカリストを目指しておりましたがとてもワガママだったので、自分が好きではない曲を提供されるとまーーったく感情が入らない、それが聞いている人達にもばれるくらい、ある意味ワガママというより正直?笑
そんな状態が続いておりました。それからシンガーソングライターになり自分で納得のいく楽曲を書いて歌うようになりましたが、そんな中でこのボーカリストの仕事が入り澤野さんの曲を初めて歌った時、好きとか嫌いを考える云々を越えてすんなり馴染んでいることに後から気付きました。恐らくそれが理屈ではなく感覚で知る「好き」ということだったのだと思います。
ボーカリストになりたいという目標が叶えられたこと、それもちゃんと「かっちょいい!」と思える楽曲が歌えていること、ぐるりと巡って手にするもの。続けていて良かったです。

数あるドラマの中の挿入歌の1曲、もしかしたら劇中でも流れていないかもしれない1曲、澤野さんが創作されているたくさんの楽曲の中のたった1曲、そうやって大量の情報が過ぎ去っていく中で紛れてしまっているほんの数分のことですが私にとってはとてもとても大きな1曲です。
これから私の音楽活動がどうなっていくかは分かりませんが、この事実だけは変わりませんし、いつ誰に聞かれてもこのように答えると思います。

そしてレーベル設立という人生が変わる分岐点後の初のアルバムに、この楽曲を原曲のまま貸してくださった関係者の皆様、快く今回の企画に賛同してくださった澤野さん並びにレジェンドアの皆様、本当にありがとうございました。